ラクリエ求人|「オウンドメディアリクルーティング」をやるべき理由が分からないアナタへ 〜自社メディア求人の価値〜

〜自社メディア求人の価値〜

 過去2回にわたり、当コラムでは新たな求人の潮流である「オウンドメディアリクルーティング」について解説してきました。
自社求人の時代が来た!「オウンドメディアリクルーティング」を知る 〜次世代求人の最大キーワードに注目〜
「オウンドメディアリクルーティング」で何をすればいいのか  〜イマドキ求人攻略法〜
 しかし、まだ「オウンドメディアリクルーティング」に懐疑的な方、なかなか重い腰が上がらないという方も多いのではないでしょうか。そんな方のために今回は過去2回のコラムを踏まえ、企業が「オウンドメディアリクルーティング」を採用するべき理由、そのメリットに改めてスポットを当て、端的にまとめてお伝えいたします。

広告費ゼロの求人活動

 自社ホームページなど、自社が持つメディアを使って求人を行なう活動が「オウンドメディアリクルーティング」です。日本ではまだ既存の求人メディアを使った求人活動が一般的ですが、欧米ではすでに多くの企業が「オウンドメディアリクルーティング」に移行しています。日本でも近い将来、「オウンドメディアリクルーティング」を活用する企業が多くなると言われます。その理由として最も分かりやすく、最も深刻なのはお金の問題です。
日本に求職者があふれ、企業がその中から少しでも優秀な人材を獲得しようと大金をはたいて求人メディアや一般メディアに広告を掲載していた時代も遠い昔…。日本の景気は回復傾向にあるとはいえ、まだまだ財務面で苦境に立たされている企業が多く、人材獲得に対して割く予算がないというケースも見られます。
 一方で、労働人口の減少により求人広告への応募数もだいぶ少なくなりました。多くの企業が人材獲得競争を繰り広げる中で、各企業は少しでも目立ち、アピールすることが求められ、求人広告掲載に予算をかけなければ戦いに敗れてしまいます。競争が続く限り、採用コストはこれからも年々上昇していくことでしょう。こうしたジレンマを打開するために生まれた考え方が「オウンドメディアリクルーティング」です。「オウンドメディアリクルーティング」実施による最大の効果は、「予算削減」です。もちろん、自社ホームページに求人ページが存在しない場合や、あってもリニューアルしたい場合はイチから作る必要があるので、ある程度のコストはかかります。しかしひとたび作ってしまえば、自社メディアを使った求人には、もちろん広告費はかかりません。期限を設けず、常に中途採用を行ないたい企業も多くあります。そうしたケースでも求人メディアに恒常的に広告費を支払いつづけるとしたら多額の予算が必要になってしまいますが、自社ホームページで求人する分には何か月募集しつづけても、何年募集しつづけても、広告費自体はゼロで済むわけです。

求人メディアではできない求人広告作り

 とはいえ、ただ漫然と自社ホームページに求人広告を載せたからといって応募が来るわけではありません。広告の内容に工夫が必要なわけですが、この点でも「オウンドメディアリクルーティング」には対応力があります。一般的な求人メディアでは求人企業にとっての使いやすさが重視されていて、カンタンな文章をカンタンに入力すれば、求人票ができあがるようになっています。ところが今、求人企業にはしっかりと企業の色を見せ、求職者に自社独特の魅力やポリシーを打ち出すが求められていることは前回のコラムでもご説明したとおりです。
「オウンドメディアリクルーティング」で何をすればいいのか  〜イマドキ求人攻略法〜
企業情報がどれも同じ書式で書かれ、同じページにリストとしてズラリと並んでいる求人メディアの求人票では、これらの打ち出しが難しいことでしょう。
 「オウンドメディアリクルーティング」は、自由な、真っ白なキャンバスです。貴社の所有するページですから、どんな文章をどれだけの分量で書くのも、どんなデザインにするのも、どんな写真を載せるのも、貴社の自由です。求職者に何を伝えたいのか、どんな人材を求めるのか…じっくりと考え、貴社のキャラクターを能動的に打ち出すことができます。
 過去、自社メディアを使った求人は訴求力の弱さが問題になっていました。しかしここ数年、状況は変わっています。Indeedは「オウンドメディアリクルーティング」という言葉を旗印に、既存の自社メディアを活用した求人活動を積極的に推奨し、またその実現を手助けしています。そして2019年1月にはGoogleに「Googleしごと検索」の機能が搭載されました。「Googleしごと検索」は日本中の企業の求人情報を整理して表示しますが、その際、求人メディアの情報ばかりが優遇されることはありません。各企業の自社求人ページにもスポットを当て、それらを同列に紹介します。これらの強力な検索メディアが「オウンドメディアリクルーティング」をバックアップしてくれる以上、求職者の心に刺さる求人広告を作れば、それが自社ページであろうともきっと訴求力は高まっていくことでしょう。一般的なSNSで取り上げられ、バズるような自社求人ページを目指すのも1つの手です。

良質な人材の獲得にもつながる最善のやり方

 ちょっと目先を変えて、採用する人材についても見てみましょう。「オウンドメディアリクルーティング」を活用すると、熱量が高く、定着する人材が採用できると言われます。既存の求人メディアにおける情報収集では、求職者はリスト化されたいくつもの企業情報をスクロールしてながめることになります。この場合、職種や給与、勤務地といたデータの並列比較には便利です。しかし、各企業の「顔」や「思い」はなかなか見えてきません。片や自社サイトを回って情報を得るタイプの求職者は、濃密な情報が欲しい求職者です。こだわりのある言葉で検索し、貴社にある程度の興味を持った状態で…つまり指名買いに近い状態でやって来ます。それゆえ、きっと貴社の求人ページを熱心に読み、自分にマッチするかどうかを熟考してから判断するでしょう。判断基準は厳しくなるかもしれませんが、貴社のポリシーや文化を十分に理解し、共感してやってくる人材です。その分、採用した場合には必ずや貴社の発展に尽力してくれるでしょうし、互いに誤解のない状態で入社できれば、長く定着もしてくれるはずです。
 良質な採用を実現するためには企業と求職者が互いをよく知ることが大切であり、「オウンドメディアリクルーティング」はそれを実現できる方法なのです。

 IndeedやGoogle、そして我々株式会社エクシートが「オウンドメディアリクルーティング」をお勧めする理由がご理解いただけたでしょうか。
 弊社が提供する自社求人ページ制作ツール「ラクリエ求人」は、「オウンドメディアリクルーティング」をこれから始めるという企業様の、最初の一歩として最適なサービスです。簡単なテキスト入力で自社サイトに求人ページを追加することができ、またある程度の技術があればページのデザインをカスタマイズすることもできます。もちろん「Googleしごと検索」からの検索や、「Indeed」からの検索(一部条件つき)にも自動対応。求人メディアの気軽さと、オウンドメディアの独自性を同時に実現することができるというわけです。
 無料から利用することができ、コスト削減にも必ずや貢献する「ラクリエ求人」をぜひお試しください。

《関連記事》

ラクリエ求人とは


5分でわかる!「Googleしごと検索」とは? 〜ついに上陸した次世代求人サービス〜


企業が「Indeed」を利用するべき理由 〜なぜ便利?なぜお得?〜


自社求人の時代が来た!「オウンドメディアリクルーティング」を知る  〜次世代求人の最大キーワードに注目〜



コラム一覧へ戻る