ラクリエ求人|求人ページに必要な「安心感」 〜応募増加につながる不安の払拭〜

〜応募増加につながる不安の払拭〜

当コーナーでは、あらゆる企業にオウンドメディアリクルーティング(自社サイトの活用による求人活動)をオススメしています。しかし、いざ自社サイトに求人ページを設置しようという時に多くの企業がぶつかる壁…、それは「どんなページを作ればいいの?」という悩みではないでしょうか。本稿ではそんなお悩みに対する解決のヒントにもなる「安心感」についてご説明します。

全求職者が共通で持つ心理…それは「不安」

 自社サイトを有効活用し、積極的な求人を行なう「オウンドメディアリクルーティング」。オウンドメディアリクルーティングには、様々なメリットがあります。

自社求人の時代が来た!「オウンドメディアリクルーティング」を知る はこちら
そのメリットの1つに、自由であるというものもあるでしょう。求人媒体への出稿原稿には、記入項目の指定や文字数、原稿の内容等に様々な制限があります。その点、自社サイト内で求人活動を展開するオウンドメディアリクルーティングには、何ら制限はありません。各企業が自由な発想で、自由な文字数で自社の個性をアピールすることができるのです。ところが、何をしてもいいと言われると何をすればいいのか分からないのが人間というもの…。果たして、どんな記事を書けば応募数が増えるのでしょうか…? そのヒントとして、求人ページに1つのテーマを持たせることをオススメします。そのテーマとは安心感です。
 求人ページを作るうえで必ず持っておきたい心構えは、求職者の気持ちに寄り添うことです。何を書くにせよ、求職者の目線で書かなければ閲覧数や応募数が増えることはないでしょう。もちろん、求職者が何を考え、何を見ているかは人それぞれですが、全員が一様に抱えているのが不安感です。就職、転職は誰にとっても人生の一大イベント。「新しい会社になじめるだろうか?」「十分な成果を出すことはできるだろうか?」「会社に将来性はあるだろうか?」…といったネガティブな思いが沸き起こってくるのも当然です。特に「ブラック企業」という言葉が一般に浸透した昨今、求職者は就職することに対して「不安感」を越えた「恐怖感」にも似た気持ちを抱えているケースもあるでしょう。
ここ数年、「企業の口コミサイト」というサービスが急速に発達し、人々から支持を得ているのは、こうした気持ちに寄り添ったサービスだからと言えます。実際にその企業で働いた経験を持つ人達によるレビューはある種の担保となり、読む人に安心感を与えるからです(もちろん、そこに書かれていることがすべて真実であるという保証はありませんが…)。当コーナーでも再三ご紹介している「Googleしごと検索」でも、各求人情報にはその企業の口コミへのリンクが貼られています。「Googleしごと検索」も求職者の不安感をとらえ、それを払拭することを意識して設計されているものと考えられます。

不安を消し去るオウンドメディアリクルーティングとは?

 実は、オウンドメディアリクルーティングはこうした求職者の不安感を払拭することに非常に適した施策です。一般的な求人媒体では、どの企業の情報も比較的均一に、決まったデータ項目の羅列のようになっています。つまり求人媒体はたくさんの企業の「月給〇〇円」「勤務地××県」「月平均勤務時間△△時間」…といったデータを、横並びにして比較することに関しては長けています。一方でその先の、「どんな社風を持った企業なのか?」「どんな社員が働いているのか?」「就職することのメリットは?」「働きやすい職場であるか?」…といった、その企業が求職者個人にどうマッチするのか?を詳細に伝えるのはオウンドメディアリクルーティングの領域です。そしてこれこそが求職者の不安を払拭するカギとなります。
 もしあなたが自社求人ページを作成することになったら、十分に求職者の気持ちになりきって、転職や就職の時に何を不安に思うかを考えてみてください。そこに「どんなページを作るべきか」というヒントがあるはずです。求人媒体に掲載されるようなデータの表示ももちろん大切ではありますが、オウンドメディアリクルーティングでは数字では計れないこと…つまり「企業が持つ思いや理念」、「未来」、「職場環境」や「魅力」を伝えることを重視しましょう。
 例えばホームページに「企業理念」を掲げる企業は多いですが、自社求人ページではさらに一歩踏み込んで、「その理念を掲げているのはなぜなのか」「どうすればそれを実現することができ、そのためにどんな人物の協力を必要としているのか」さらには「それを実現したあかつきには、会社にどんな未来が待っているのか」といった、過去・現在・未来の視点で語ってみるのもいいでしょう。そうした理念に同調する、志を持った応募者からの応募が期待できます。
 また、採用する社員にどのような職務を担当してもらうのかをできるだけ詳細に伝えることも、求職者の安心につながります。どの程度の時間を要するどんな業務内容であり、その目的は何なのか、やりがいはどこにあるのか、逆にリスクはどこにあるのか…。また、それを経ることでどんな経験を積むことができ、実際にこんなキャリアアップを果たした先輩もいる…といった、あくまで事実に則した情報を積極的に公開していくべきです。実際にその業務を行なっている人にインタビューしてみたり、1日のタイムテーブルを見せて、勤務している自分をイメージしてもらうのも有効な手段です。求職者がその会社で働いている自分を思い描けることが、不安を払拭するということなのです。

安心感とは何か…を模索する

 別コラムでもお伝えしましたが、求人ページは作ったら終わり…ではなく、運用しつづけることが大切です。

求人ページちゃんと「更新」していますか? はこちら
 求人ページに限ったことではありませんが、あらゆるWebサイトは検索エンジンからの検索を意識し、より高い順位に表示されることを目指して内容の改善をつづけていくべきです。求人ページ担当者は「どうしたら求職者を安心させることができるか」を考え続け、表示順位をこまめにチェックしたり、周囲の人から意見を集めたりしながら、修正を繰り返す必要があるでしょう。また、実際に求職者と面接することで感じた彼らの不安要素や知りたいことをくみ取り、それを求人ページに反映させていく作業も大切です。
 ところが様々な理由で、求人ページの頻繁な更新が難しい環境にある企業も多いでしょう。例えばホームページ全体の運営を外部業者に依頼している、または社内での制作であってもページ制作者本人しか更新の方法が分からず、修正が負担になってしまうなどなど…。そんなときはぜひ「ラクリエ求人」を思い出してください。
 「ラクリエ求人」はプログラムの知識を必要とせず、誰でも簡単に求人ページを作成・更新できるツールです。頻繁な更新が成果に直結する求人ページだからこそ、我々はすぐに何度でも更新できるツールを開発しました。不安感、安心感をどのポイントに感じるかは人によって違うもの。だからこそ、試行錯誤してより多くの人を安心させる求人ページを作らなければなりません。御社でもぜひ「ラクリエ求人」を通じて試行錯誤の楽しさ、そして求人ページが誰かの心に刺さった時の喜びを感じていただければ幸いです。早く始めれば始めるほど、工夫・改善にかけられる時間は増えていきます。どうぞ今すぐ、ご検討ください。

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