ラクリエ求人|自社求人の時代が来た!「オウンドメディアリクルーティング」を知る 〜次世代求人の最大キーワードに注目〜

〜次世代求人の最大キーワードに注目〜

今、求人業界に大きな変革が起きようとしています。新たな時代の求人手法として注目されているのが、「オウンドメディアリクルーティング」です。昨今、Indeedも強く推奨している「オウンドメディアリクルーティング」について、その基本を分かりやすく説明します。

「オウンドメディアリクルーティング」とは何か?

 現在、日本のあらゆる企業において人手不足が深刻な問題になっています。労働人口が減り、企業は十分な、そして優秀な人材の確保が難しくなってきました。一方で、求職者側にも変化が起きています。お金よりもやりがいを求める風潮や、働き方についてのニーズの多様化など、企業を選択することにおいてこだわりが高まっており、「どこでもいいから雇ってほしい」という時代はとっくに終焉を迎えてしまいました。そんな両者のマッチングは、年々困難になるばかりです。
 こうした時代背景の中、登場した新しい求人の概念が「オウンドメディアリクルーティング」です。文字通り自社が持つホームページなどのコンテンツ(オウンドメディア)を活用して求人(リクルーティング)を行なう…という、企業側に求められる求人理念のことです。世界最大の求人サービスであり、日本でも業界最大手の求人企業Indeedが、昨今「オウンドメディアリクルーティング」をキーワードに掲げ、それを推し進める大々的なキャンペーンを行なっています。多数の特集サイトが設置され、大規模なイベント等も行われており、多くの専門家も「オウンドメディアリクルーティング」の必要性を説いています。
ではなぜ、「オウンドメディアリクルーティング」が注目されるのか。メリットはどんなところにあるのか。これらの点を本稿でご説明しましょう。

従来型求人の限界

 もう一度、昨今の求職者像について考えてみましょう。求人業界は今や完全な売り手市場となっており、求職者には非常に多くの選択肢が与えられている状況です。そんな中で「どこでもいい」「なるべく給料が高ければそれでいい」というような考えで就職活動を行なう求職者は少なくなっています。選択肢が多い分、報酬や勤務時間などの待遇面だけにとどまらず、「共感できる企業か」「楽しめる業務内容か」「自分や社会にとって意義のある仕事か」…というように、自分の価値観に合致する企業に就職したいという欲求が高まっています。また求職者の意識は多様化しており、価値観は画一的なものではなくそれぞれに様々な方向を向いています。これらの傾向も含め、求職者の「選社意識」はここ数年で一気に高まりました。
 従来の求人手法…つまり、広告料を支払ってWeb求人メディアに求人票を掲載し、求職者の応募を待つ…というやり方では、こうした求職者のニーズに応えることが難しくなってきました。出稿求人ではどうしても自社の説明を手短にまとめてしまいがちです。書式も各メディアの定型に沿ったものが求められるため、原稿は「月給」「勤務地」「業務内容」などの通り一辺倒なデータ表示に終始してしまい、自社固有の魅力や社風が出しにくいものです。これでは、企業とのフィット感を深く知り、選択したい現代の求職者の心には刺さりにくいと言わざるをえないでしょう。応募数が先細りする中、いつまでもやみくもにコストをかけて広告出稿をつづけるわけにもいきません。
 ではどうすればいいのか…? お察しの通り、オウンドメディアを活用するというわけです。

オウンドメディアで求人するメリット

 すでに多くの企業が持っている自社ホームページの求人ページにスポットを当て、より有効に活用しよう…という動きが「オウンドメディアリクルーティング」です。ここでは自社求人のメリットについて考えてみます。
 自社求人には、前項で述べたような求職者のニーズに応えられる自由さがあります。御社の求人ページに何をどう書いても、それは御社の自由。求職者の現状や、御社が属する業界の現状も鑑みて、御社の場合はどんなメッセージを発信することがベストなのかを考えて実践できます。「月給」「業務内容」といった一覧データだけではなく、御社が持つ信念や、社会に対する貢献、どんな未来を見据えているのか、社風や文化…そしてそれらすべてを踏まえて今、求める具体的な人物像などを1本のストーリーとして見せていくことができるのです。こうした多彩な情報があれば、多くの求職者の検索にヒットし、同時に自社の理解が深まります。また、求職者と企業との間にイメージの乖離が少なくなり、互いに良い就職ができるという非常に大きなメリットにもなるのです。そして作った求人ページはいつまでも御社のサイトに残りつづけ、主張しつづけます。いつ、どんな形に改編するのも自由です。コスト面でも、メディアに掲載するよりはだいぶ軽度の負担で済むことでしょう。
 また、かつて自社求人は「検索の窓口が少なく、反応が良くない」という弱点を持っていました。自社サイトで求人した経験がある企業様でも、「自社サイトからの応募は少ない」というイメージをお持ちのケースが多いようです。ところが時代は進歩しました。月間2000万人以上が利用する「Indeed」に御社の自社サイトを掲載することもできます。また、今年ついに上陸した「Googleしごと検索」では、月間8000万人を超えるGoogleユーザー達に自社サイトを見てもらうことができます。求職者のリテラシーが高まった現在、たとえ自社サイトからであっても的確な求人を行なっていれば、必ずやそれに応える多くの求職者が現れるはずです。

今回は「オウンドメディアリクルーティング」という概念の基礎を簡潔にお知らせしてきました。これを読んで少しでも「オウンドメディアリクルーティング」に興味をお持ちになった方は、ぜひ「ラクリエ求人」にご一報ください。「ラクリエ求人」を使えば、なんと無料から、「オウンドメディアリクルーティング」をカンタンに始めることができます。
時代はもう、動き始めています。取り残されて手遅れになる前に、御社でも「オウンドメディアリクルーティング」について考察してみてください。

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