ラクリエ求人|応募増加をめざすIndeed原稿改善方法 〜Indeed以外にも使えるWeb求人原稿テクニック〜

〜Indeed以外にも使えるWeb求人原稿テクニック〜

世界最大の求人メディアであるIndeedは日本でもすっかり定着し、無料でも利用できることからIndeedに求人原稿を出稿することは、もはや企業にとって当たり前の選択肢の1つになりました。それゆえ、企業間の競争も年々激しくなっており、求人原稿には競合他社に負けない訴求力が求められます。本稿では、Indeedにおいてどうしても自社の求人記事の閲覧数や応募数が上がらない場合にチェックしておきたい改善点をお知らせします。Indeedに限らず、Web求人原稿全般において参考になる情報ですので、ぜひご覧ください。

「アナリティクス」の活用が基本中の基本

 ひと昔前までは、企業の求人広告といえば紙媒体に出稿するのが当たり前でした。しかし、今は求人サイトや自社サイトでの求人が主流となっています。紙媒体の頃は、決められた形で、分かりやすく情報を伝えていればそれでよかったわけですが、Webが舞台となった今は個々の原稿に「閲覧数」を上げる工夫が必要とされます。Indeedを利用中だが、今ひとつ閲覧数や応募数が伸びない…またはIndeedを利用していなくともWebでの求人の効果が上がらずお困りの方に向け、本稿では応募数増加に向けた原稿改善方法をお知らせしていきます。
 Indeedの利用を開始し、キャンペーンと呼ばれる求人記事の設定を行なうと、Indeed利用者がどのようなキーワードを入力して貴社の記事にたどり着いているのか、というデータ分析ができるアナリティクスの機能を利用することができます。求職者が今、何を考えて貴社のどんなところに注目しているのかが一目で分かるこの機能を使わない手はありません。まずは前提としてこのアナリティクスに定期的に目を通すクセをつけるところから始めましょう。Indeedをご利用でない場合も、Web求人において何らかのサイト分析ツールが利用できる環境にあれば、それを利用することは必須と言えます。

キーワードを加える改善方法

 さて、まずは前述のアナリティクスで、直近で多く検索されている貴社原稿内のキーワードのランキングをチェックしてみてください。複数の原稿で募集している場合、上位のキーワードはすべての原稿に含まれているでしょうか? 上位キーワードが入っておらず、また入れても問題ない原稿があれば、すぐに書き加えましょう。例えば「未経験歓迎」というキーワードで多く検索されている場合、未経験OKである求人原稿にはすべてこれを含めてください。ランキングは定期的に確認し、変動があれば原稿の見直し・修正を行なう…というのが原稿改善の基礎となる動き方です。
 また上位のキーワードそのもの以外に、そこから派生するキーワードについても考えてみることをおすすめします。例えば「営業」というキーワードでの検索が多い場合、営業職に興味を持つ人が増えていることになります。そこで、原稿の中に「セールス」「外回り」といった「営業」から派生するキーワードを何種類か入れてみましょう。そうしたキーワードで検索をかけた営業職希望の求職者にも、漏らさず閲覧してもらうことができるようになるはずです。
 こうした、原稿の中にキーワードを「加える」修正をほどこす場合、重視すべきはそのキーワードの「数」ではなく「種類」であることを覚えておいてください。1つの原稿に同じキーワードをたくさん入れたからと言って、閲覧数が増えることはありません。それよりも多様な検索に対応できるよう、想像力を働かせて求職者が入力しそうな様々なキーワードを含めておくべきなのです。

キーワードを減らす改善方法

 前項ではキーワードを「足す」改善の話をしましたが、逆に「減らす」改善もあります。ランクインしているキーワードの中で、募集している職種と関連のないものがあった場合は、それを削除するべきです。
 例えば貴社がハードウェアメーカーで、PC関係機材の営業職を募集しているとします。その募集原稿の一部に「取引先の中には飲食店関連の企業様が多くいらっしゃいます」という文章が入っていたとしましょう。もし検索キーワードの上位にこの「飲食店」が入っている場合、飲食店に勤務したい求職者が原稿を見ている可能性が高いのです。
 その場合、閲覧してもらっていること自体が無駄ということになってしまいます。特にIndeedでは求職者が貴社の記事をクリックするたびに広告費が発生する「クリック課金制」が敷かれていますので、この無駄な閲覧にも広告費が発生してしまうことにもなります。こうした無駄クリックを誘引するようなキーワードはなるべく排除するようにしましょう。そうすることで1つ1つの閲覧がより貴社にマッチするものになり、引いてはキーワード分析がより精度の高いものになります。

 IndeedやWebを利用した求人記事運用に難しさを感じていらっしゃる方も、今回の記事を基本テクニックとして経験を積み、ゆくゆくは貴社独自の方法論やテクニックを生み出してみてください。データを分析し、記事を改善して結果に導く…という一連の流れは、Indeedを利用することの楽しさ・醍醐味であるとも言えます。貴社でもぜひ記事改善を楽しみながら、的確にPDCAを回転させてください。

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